ドラ1竹丸和幸を先頭に11人加入 巨人2025年ドラフト新入団選手を一気にチェック

NPB

2025年11月24日

2025年10月23日の「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」で指名された読売ジャイアンツの新入団選手11人が、11月23日に東京ドームで開催された「ジャイアンツ・ファンフェスタ2025 Presented by Fanatics」でお披露目された。ドラフト会議と育成ドラフト会議で指名された即戦力候補から将来性豊かな高校生、独立リーグや社会人出身の選手まで、多彩な顔ぶれがそろったクラスだ。

阿部慎之助監督は球団公式サイトを通じて「素晴らしい逸材たちだと思っています。しっかりと僕たちが見守って、一人でも多くここからスターが出てほしい」とコメント。ここでは、その新入団11選手をポジションやバックグラウンドとあわせて整理していく。

まずは全体像から:支配下6人+育成5人の新入団メンバー

2025年ドラフト新入団選手一覧(支配下&育成)

区分 背番号 選手名 ポジション 投打 出身・経歴 コメント要約
支配下 ドラ1 21 竹丸 和幸 投手 左投左打 広島県出身/崇徳高-城西大-鷺宮製作所 1年目からチームの中心となり、リーグ優勝と日本一を目指すと力強く宣言。
ドラ2 30 田和 廉 投手 右投右打 京都府出身/早稲田実業高-早稲田大 初年度から一軍のマウンドに立ち、優勝に貢献したいと語る本格派右腕。
ドラ3 36 山城 京平 投手 左投左打 沖縄県出身/興南高-亜細亜大 「読売ジャイアンツの柱になる」と宣言したサウスポー。気持ちの強さも魅力。
ドラ4 39 皆川 岳飛 外野手 右投左打 群馬県出身/前橋育英高-中央大 一日も早くレギュラーをつかみたいと意気込む中大の安打製造機。
ドラ5 33 小濱 佑斗 内野手 右投右打 沖縄県出身/中部商高-沖縄電力 チームのリーグ優勝と日本一に貢献することを誓う社会人出身の内野手。
ドラ6 99 藤井 健翔 内野手 右投右打 岡山県出身/浦和学院高 ファンが興奮する“ど派手な一発”を目標に掲げる長打力のある高校生。
育成 育成1位 011 冨重 英二郎 投手 左投左打 神奈川県出身/東海大相模高-国際武道大-バイタルネット-神奈川FD まずは支配下登録、その先に先発ローテ入りを見据える左腕。
育成2位 012 林 燦 投手 右投右打 北海道出身/広陵高-立正大 “圧倒的なピッチング”で日本一に貢献したいと話す本格派右腕。
育成3位 006 松井 蓮太朗 捕手 右投左打 愛知県出身/豊橋中央高 自分のプレーで多くの人に元気と勇気を届けたいと抱負を述べた高校生捕手。
育成4位 047 河野 優作 投手 左投左打 大阪府出身/創志学園高-愛知学院大 一日も早くチームの戦力になることを目標に掲げる左腕。
育成5位 003 知念 大成 外野手 左投左打 沖縄県出身/沖縄尚学高-沖縄電力-オイシックス新潟 ジャイアンツを盛り上げる存在になるべく、“死ぬ気で頑張る”と強い決意。

※選手情報は読売ジャイアンツ公式サイトの「ファンフェスタで新人をお披露目」およびNPBオフィシャルサイト「2025年ドラフト会議・読売ジャイアンツ選択選手一覧」をもとに作成。

ファンフェスタ2025での“初お披露目”――ユニホーム姿と所信表明

新入団11選手がファンの前に姿を見せたのは、11月23日に東京ドームで行われた「ジャイアンツ・ファンフェスタ2025 Presented by Fanatics」の新入団選手発表セレモニーだった。真新しいホームユニホームに袖を通したルーキーたちは、背番号を紹介されるたびにスタンドから大きな拍手を浴び、壇上でそれぞれの決意を口にした。

ドラフト1位の竹丸和幸は、「1年目からチームの中心となって、リーグ優勝、日本一に貢献したい」と、即戦力としての自覚をにじませるコメント。ドラフト3位の山城京平は「読売ジャイアンツの柱になります」と宣言し、場内を大いに沸かせた。育成1位の冨重英二郎はまず支配下登録を目標に掲げ、その先の先発ローテ入りまで見据えるなど、それぞれが具体的な“目標設定”を言葉にしている点も印象的だった。

ポジションバランスと補強方針:投手6人、野手5人の構成

今回の新入団11選手をポジション別に見ると、投手が6人(うち左腕4人)、内野手2人、外野手2人、捕手1人という構成になっている。先発ローテ候補となり得る即戦力タイプの投手を複数人確保しつつ、将来のクリーンアップ候補になり得る長打力のある高校生内野手や、走攻守三拍子そろった外野手もバランス良く指名していることが分かる。

特にドラフト1位の竹丸とドラフト2位の田和、ドラフト3位の山城の3人は、いずれも大学・社会人のレベルで先発として実績を残してきた投手陣。育成含めて左腕投手を多く指名している点からも、「多彩なタイプの先発候補をそろえ、長いシーズンを戦い抜く」という意図が透けて見える。

“新風”を呼び込むキーパーソン候補をピックアップ

野手では、中央大出身の外野手・皆川岳飛がキーマンになりそうだ。大学時代から高い打率と長打力を兼ね備えた打撃が評判で、「いち早くレギュラーに定着したい」と語っている。阿部監督が求める「状況に応じた打撃」ができるかどうかが、早期の一軍定着への鍵になるだろう。

高卒内野手の藤井健翔は、「ファンが興奮するようなど派手な一発」を目指す長距離砲候補。体格にも恵まれており、育成次第では将来的に四番候補に育つ可能性も秘めている。一方、社会人出身の小濱佑斗は即戦力候補の内野手として、守備と打撃のトータルバランスで一軍ベンチ入りを狙う。

育成出身からの“逆襲”は今年も生まれるか

ジャイアンツはこれまでも、育成枠から這い上がって一軍の主力にまで成長した選手を数多く輩出してきた球団だ。冨重、林、河野の3投手はいずれも大学・社会人・独立リーグで実績を残してきた“実戦派”であり、支配下登録さえつかめば即戦力として台頭してきても不思議ではない。

捕手の松井蓮太朗、外野手の知念大成は、まだ伸びしろの大きい若手として期待される存在。それぞれ「プレーで元気と勇気を与えたい」「ジャイアンツを盛り上げたい」と語っており、まずは二軍戦や練習試合でアピールを重ねていくことになる。

X・YouTubeで追いかける“ルーキーイヤー”の始まり

球団公式XやYouTubeでは、ドラフト当日の舞台裏や指名あいさつ、ファンフェスタでの密着映像など、新入団選手の素顔に迫るコンテンツが続々と配信されている。シーズン開幕前から彼らの人柄や練習風景を知っておくと、ルーキーイヤーの観戦が何倍も楽しくなるはずだ。