丸山希3連勝&マリ・フカダBig Air制覇 雪上ニッポン女子が世界を席巻

WINTER SPORTS

2025年11月30日

※本記事の情報は2025年11月30日時点の公式発表・FIS公式結果に基づいています。

丸山希3連勝&マリ・フカダBig Air制覇 雪上ニッポン女子が世界を席巻

スキージャンプ女子では丸山希がワールドカップ開幕3連勝、スノーボード女子ビッグエアではマリ・フカダがシーズン開幕戦を制し、日本勢が表彰台を独占しました。ミラノ=コルティナ2026を1年後に控えた今季、雪上競技での「ニッポン女子」の存在感が一気に高まっています。

スキージャンプ:丸山希がファールンで開幕3連勝達成

11月28日(現地時間)、スウェーデン・ファールンで行われたFISスキージャンプW杯女子ノーマルヒルで、丸山希(日本)が3戦連続優勝を達成しました。試合は悪天候の影響で女子もノーマルヒルでの開催となり、予選もキャンセルされる難しいコンディション。それでも丸山は1本目94m、2本目91m、合計229.6点と安定感のあるジャンプを2本揃え、今季も女王候補としての実力を見せつけました。

今季はリレハンメルでの個人2連勝に続くW杯個人3連勝。FISによると、開幕から個人3連勝は日本の高梨沙羅が2013年に見せた「序盤4連勝」に迫る快進撃で、丸山自身も「シーズンの入りとして最高。まだフォームは良くなっていく手応えがある」と語っています。

ファールン女子ノーマルヒル上位結果

順位選手名合計得点
1位丸山希日本229.6点
2位ニカ・プレブツスロベニア211.1点
3位リサ・エダーオーストリア209.3点

特筆すべきは、丸山が他の選手より低いゲート(スタート位置)からのアプローチを選びながらも最長不倒級のジャンプを飛び、加点を含めて他を寄せ付けなかった点です。まだ個人初優勝から日が浅いにもかかわらず、今季すでにW杯個人3勝・混合団体1勝と、一気に「絶対的エース」の座へ駆け上がっています。

スノーボードBig Air:18歳マリ・フカダが開幕戦V、日本勢が表彰台独占

11月29日、中国・張家口のシークレットガーデンで行われたFISスノーボードW杯女子ビッグエア開幕戦では、18歳のマリ・フカダ(Mari Fukada)が優勝しました。3本中ベスト2本の合計で156.75点をマークし、2位の岩渕麗楽(145.75点)、3位の鬼塚雅(141.50点)とともに、日本勢が表彰台を独占する圧巻の結果となりました。

フカダは1本目のスイッチバックサイド1080ミュートで高得点を引き寄せると、3本目にはフロントサイド1080テールグラブ to ミュートをクリーンにメイクし、再び高得点を叩き出して勝利を決定づけました。昨季はビッグエア種目でクリスタルグローブ争いにも絡んだ「10代の新星」ですが、今季もいきなりシーズン開幕戦を制し、五輪シーズンに向けて最高のスタートを切った形です。

女子ビッグエアSecret Garden上位結果

順位選手名得点
1位マリ・フカダ日本156.75点
2位岩渕麗楽日本145.75点
3位鬼塚雅日本141.50点

この大会は2025/26シーズンのビッグエアW杯開幕戦であり、オリンピック出場枠争いに直結する重要な一戦でもあります。その舞台で日本勢が1〜3位を独占したことは、今後のワールドカップツアー、そしてミラノ=コルティナ五輪本番でのメダルラッシュを期待させる結果と言えるでしょう。

ミラノ=コルティナへ向けて高まる「雪上ニッポン女子」の存在感

スキージャンプ女子では丸山希が、ビッグエア女子ではマリ・フカダ、岩渕麗楽、鬼塚雅らが、それぞれの種目で「世界の表彰台常連」としての地位を固めつつあります。今季の序盤戦からここまで数字と結果を伴っていることは、五輪本番での金メダル戦略にも直結していきます。

シーズンはまだ始まったばかりですが、開幕直後からこのパフォーマンス。W杯の1戦1戦が、ミラノ=コルティナ2026でのメダル争いの“予告編”として、これまで以上に重要な意味を持ってきそうです。

SNSでチェック(公式アカウント)

スキージャンプ:丸山希の3連勝を公式ハイライトで