2026年3月開催の「2026 WORLD BASEBALL CLASSIC™(WBC)」に向けて、侍ジャパンの出場予定メンバーがさらに11人追加発表されました。井端弘和監督のもと、大谷翔平ら既に発表されていたメンバーに、菅野智之や牧秀悟、源田壮亮らが加わり、投打の骨格が一段とはっきりしてきた印象です。
ここでは、野球日本代表「侍ジャパン」オフィシャルサイトおよびMLB公式などの情報をもとに、追加11人の顔ぶれとチーム編成のポイントを整理します。
1. 今回発表された追加11人の顔ぶれ
1月16日付の侍ジャパン公式発表で、以下の11選手が新たに「出場予定選手」として名を連ねました(背番号は発表時点)。
| 守備 | 選手名 | 背番号 | 所属(発表時点) |
|---|---|---|---|
| 内野手 | 牧 秀悟 | 2 | 横浜DeNAベイスターズ |
| 捕手 | 若月 健矢 | 4 | オリックス・バファローズ |
| 内野手 | 牧原 大成 | 5 | 福岡ソフトバンクホークス |
| 内野手 | 源田 壮亮 | 6 | 埼玉西武ライオンズ |
| 内野手 | 佐藤 輝明 | 7 | 阪神タイガース |
| 外野手 | 近藤 健介 | 8 | 福岡ソフトバンクホークス |
| 捕手 | 坂本 誠志郎 | 12 | 阪神タイガース |
| 投手 | 菅野 智之 | 19 | (FA/前・ボルチモア・オリオールズ) |
| 外野手/内野手 | 周東 佑京 | 20 | 福岡ソフトバンクホークス |
| 外野手 | 森下 翔太 | 23 | 阪神タイガース |
| 投手 | 松本 裕樹 | 66 | 福岡ソフトバンクホークス |
内外野を守れるユーティリティ型、守備職人タイプ、長距離砲、リリーフも先発も経験する投手など、「日本らしいバランス型ロースター」をイメージさせる構成になっています。
2. すでに発表済みだった投手陣との組み合わせ
今回の11人は、すでに先行して発表されていた投手陣に上乗せされる形です。先行発表分としては、以下の顔ぶれが公表されています。
| 選手名 | 背番号 | 所属(発表時点) |
|---|---|---|
| 松井 裕樹 | 1 | サンディエゴ・パドレス |
| 伊藤 大海 | 14 | 北海道日本ハムファイターズ |
| 大勢 | 15 | 読売ジャイアンツ |
| 大谷 翔平 | 16 | ロサンゼルス・ドジャース |
| 菊池 雄星 | 17 | ロサンゼルス・エンゼルス |
| 種市 篤暉 | 26 | 千葉ロッテマリーンズ |
| 平良 海馬 | 61 | 埼玉西武ライオンズ |
| 石井 大智 | 69 | 阪神タイガース |
ここに菅野智之や松本裕樹が加わることで、先発の柱候補とリリーフの層がぐっと厚くなった形です。大谷翔平がどの程度「二刀流」で投げるかが未定ななか、NPB側の投手陣でイニングを分担できる布陣とも言えます。
3. 野手編成のポイント:守備とユーティリティ性
野手陣を見ると、守備力と複数ポジション適性がキーワードになっているのがわかります。
- 源田壮亮:言わずと知れたショートの要。国際大会でも内野守備の要として期待。
- 牧秀悟:クリーンアップを任せられる右の強打者。二塁・一塁・三塁と複数ポジションに対応可能。
- 牧原大成・周東佑京:内外野をまたぐユーティリティ&代走要員としても心強い存在。
- 近藤健介・森下翔太:中軸候補と長打力を持つ外野陣。左右のバランスもよい。
- 捕手2枚(若月健矢&坂本誠志郎):投手力を生かすディフェンス型捕手。リード面での安心感が光ります。
「守備と走塁のディテールで勝ち切る」という、日本代表らしいチームコンセプトを強く意識した選考といえそうです。
4. 侍ジャパン公式発表&Xポスト
今回のメンバー発表は、野球日本代表「侍ジャパン」オフィシャルサイトのニュースリリース「2026 WORLD BASEBALL CLASSIC™ 侍ジャパン出場予定選手について」で詳細が公開されています。大会概要や事前合宿の日程なども含め、最新情報は必ず公式サイトで確認しておきたいところです。
また、メンバー発表や井端監督のコメントは、侍ジャパン公式Xアカウントでも発信されています。
5. 見えてきたローテと打線の「仮想イメージ」
現時点ではあくまで「出場予定選手」の段階ですが、顔ぶれを見ると、
- 投手:大谷・松井・菊池・平良・伊藤・種市・菅野・松本 らを中心に、先発+後ろを柔軟に回せる構成
- 内野:牧・源田・牧原・佐藤らで、攻守バランスの良い内野陣
- 外野:近藤・森下に加え、周東のスピードをどう組み込むかがポイント
- 捕手:リード重視の若月&坂本で、投手力を最大化するプラン
といった“仮想ローテ&打線”が見えてきます。ここに今後の追加選出やMLB組の合流タイミングが重なっていくことで、最終ロースターが完成していく形になります。
6. まとめ:連覇を狙う侍ジャパンの「骨格」が見えた段階
2023年大会優勝メンバーを多く含みつつ、新戦力も加わった今回の追加11人発表は、「連覇を本気で狙うための骨格づくり」という意味合いが強いように見えます。
最終ロースター発表まではまだ動きがありますが、現時点でも投手陣の層と内野の守備力、ユーティリティ性の高さは十分。「このメンバーで相手国のスター選手とどう戦うのか」をイメージしながら、今後の追加発表や強化試合を追いかけたいところです。
