侍ジャパン、WBC2026へ追加11人発表──菅野・牧・源田らが合流で見えてきた「日本の輪郭」

BASEBALL

2026年1月23日

2026年3月開催の「2026 WORLD BASEBALL CLASSIC™(WBC)」に向けて、侍ジャパンの出場予定メンバーがさらに11人追加発表されました。井端弘和監督のもと、大谷翔平ら既に発表されていたメンバーに、菅野智之や牧秀悟、源田壮亮らが加わり、投打の骨格が一段とはっきりしてきた印象です。

ここでは、野球日本代表「侍ジャパン」オフィシャルサイトおよびMLB公式などの情報をもとに、追加11人の顔ぶれとチーム編成のポイントを整理します。

1. 今回発表された追加11人の顔ぶれ

1月16日付の侍ジャパン公式発表で、以下の11選手が新たに「出場予定選手」として名を連ねました(背番号は発表時点)。

守備選手名背番号所属(発表時点)
内野手牧 秀悟2横浜DeNAベイスターズ
捕手若月 健矢4オリックス・バファローズ
内野手牧原 大成5福岡ソフトバンクホークス
内野手源田 壮亮6埼玉西武ライオンズ
内野手佐藤 輝明7阪神タイガース
外野手近藤 健介8福岡ソフトバンクホークス
捕手坂本 誠志郎12阪神タイガース
投手菅野 智之19(FA/前・ボルチモア・オリオールズ)
外野手/内野手周東 佑京20福岡ソフトバンクホークス
外野手森下 翔太23阪神タイガース
投手松本 裕樹66福岡ソフトバンクホークス

内外野を守れるユーティリティ型、守備職人タイプ、長距離砲、リリーフも先発も経験する投手など、「日本らしいバランス型ロースター」をイメージさせる構成になっています。

2. すでに発表済みだった投手陣との組み合わせ

今回の11人は、すでに先行して発表されていた投手陣に上乗せされる形です。先行発表分としては、以下の顔ぶれが公表されています。

選手名背番号所属(発表時点)
松井 裕樹1サンディエゴ・パドレス
伊藤 大海14北海道日本ハムファイターズ
大勢15読売ジャイアンツ
大谷 翔平16ロサンゼルス・ドジャース
菊池 雄星17ロサンゼルス・エンゼルス
種市 篤暉26千葉ロッテマリーンズ
平良 海馬61埼玉西武ライオンズ
石井 大智69阪神タイガース

ここに菅野智之や松本裕樹が加わることで、先発の柱候補とリリーフの層がぐっと厚くなった形です。大谷翔平がどの程度「二刀流」で投げるかが未定ななか、NPB側の投手陣でイニングを分担できる布陣とも言えます。

3. 野手編成のポイント:守備とユーティリティ性

野手陣を見ると、守備力と複数ポジション適性がキーワードになっているのがわかります。

  • 源田壮亮:言わずと知れたショートの要。国際大会でも内野守備の要として期待。
  • 牧秀悟:クリーンアップを任せられる右の強打者。二塁・一塁・三塁と複数ポジションに対応可能。
  • 牧原大成・周東佑京:内外野をまたぐユーティリティ&代走要員としても心強い存在。
  • 近藤健介・森下翔太:中軸候補と長打力を持つ外野陣。左右のバランスもよい。
  • 捕手2枚(若月健矢&坂本誠志郎):投手力を生かすディフェンス型捕手。リード面での安心感が光ります。

「守備と走塁のディテールで勝ち切る」という、日本代表らしいチームコンセプトを強く意識した選考といえそうです。

4. 侍ジャパン公式発表&Xポスト

今回のメンバー発表は、野球日本代表「侍ジャパン」オフィシャルサイトのニュースリリース「2026 WORLD BASEBALL CLASSIC™ 侍ジャパン出場予定選手について」で詳細が公開されています。大会概要や事前合宿の日程なども含め、最新情報は必ず公式サイトで確認しておきたいところです。

また、メンバー発表や井端監督のコメントは、侍ジャパン公式Xアカウントでも発信されています。

5. 見えてきたローテと打線の「仮想イメージ」

現時点ではあくまで「出場予定選手」の段階ですが、顔ぶれを見ると、

  • 投手:大谷・松井・菊池・平良・伊藤・種市・菅野・松本 らを中心に、先発+後ろを柔軟に回せる構成
  • 内野:牧・源田・牧原・佐藤らで、攻守バランスの良い内野陣
  • 外野:近藤・森下に加え、周東のスピードをどう組み込むかがポイント
  • 捕手:リード重視の若月&坂本で、投手力を最大化するプラン

といった“仮想ローテ&打線”が見えてきます。ここに今後の追加選出やMLB組の合流タイミングが重なっていくことで、最終ロースターが完成していく形になります。

6. まとめ:連覇を狙う侍ジャパンの「骨格」が見えた段階

2023年大会優勝メンバーを多く含みつつ、新戦力も加わった今回の追加11人発表は、「連覇を本気で狙うための骨格づくり」という意味合いが強いように見えます。

最終ロースター発表まではまだ動きがありますが、現時点でも投手陣の層と内野の守備力、ユーティリティ性の高さは十分。「このメンバーで相手国のスター選手とどう戦うのか」をイメージしながら、今後の追加発表や強化試合を追いかけたいところです。