欧州主要リーグの中でも、日本人選手の定着度と信頼感が際立つのが ブンデスリーガ だ。
今週も複数クラブで日本人選手がピッチに立ち、「戦力として計算されている」ことを裏付ける起用と評価が続いた。
かつては“挑戦の場”と捉えられていたドイツの地は、今や日本人選手にとって結果と役割が同時に求められるリーグへと変わっている。
堂安律(フライブルク)
右サイドの主力としてプレーする 堂安律 は、今週も安定したパフォーマンスを披露した。
ゴールやアシストといった目に見える数字だけでなく、
- 前線からの守備強度
- サイドでのボール保持
- 試合終盤まで落ちない運動量
といった要素が高く評価されている。「毎試合計算できる存在」であることこそが、堂安がレギュラーとして起用され続ける最大の理由だろう。
板倉滉(ボルシアMG)
センターバックとしてチームを支える 板倉滉 は、派手さはないが極めて安定した内容を継続している。ラインコントロール、対人守備、そして周囲へのコーチング。試合を俯瞰しながら守備陣を整える姿は、すでに守備のリーダーそのものだ。
ミスをしないこと、周囲を落ち着かせること。その“当たり前”を高いレベルで続けられるCBは、どのリーグでも重宝される。
伊藤洋輝(バイエルン)
今週、最もインパクトを残したのが 伊藤洋輝 だ。
守備での安定感に加え、ゴールという結果を残したことで、評価は一段階引き上げられた。ビッグクラブにおいては、内容だけでなく「スコアボードに残る仕事」が評価を左右する。
伊藤はその両方を示し、ローテーション要員では終わらない可能性を強く印象づけた。
まとめ|“挑戦者”から“計算できる戦力”へ
今週のブンデスリーガを振り返ると、日本人選手たちはもはや
「出場できれば成功」という段階にはいない。
- 誰が先発で
- どの役割を任され
- チームの中でどれだけ影響力を持つか
そうした視点で語られる存在になっている。
後半戦に向けて注目すべきは、ゴールやアシストの数字だけではない。役割の固定化、序列の変化、そして重要な局面で使われるかどうか。そこに、日本人選手の“現在地”と“次のステップ”が表れてくる。
