女子20km競歩は藤井菜々子が1時間26分18秒の日本新記録(NR)で銅メダルを獲得。女子20km競歩で日本勢が世界選手権の表彰台に立つのは史上初となった。マリア・ペレス(スペイン)が1時間25分54秒で優勝、アレグナ・ゴンサレス(メキシコ)が1時間26分06秒(南米記録=AR)で銀メダル。日本勢は岡田久美子が18位、柳井綾音が37位でフィニッシュした。
リザルト(決勝・上位3名+日本選手)
選手名 | 記録 | 順位 | 備考 |
---|---|---|---|
マリア・ペレス(ESP) | 1:25:54 | 1位 | SB |
アレグナ・ゴンサレス(MEX) | 1:26:06 | 2位 | AR |
藤井菜々子(JPN) | 1:26:18 | 3位 | 日本新(NR) |
岡田久美子(JPN) | 1:30:12 | 18位 | |
柳井綾音(JPN) | 1:35:44 | 37位 |
出典:World Athletics 公式PDF(女子20km競歩・決勝/RS6)
出場選手プロフィール
藤井菜々子
26歳。自己ベストは1時間26分18秒(2025、NR)。世界陸上やオリンピック代表を務め、日本競歩界の次世代エースとして国際舞台で存在感を示す。
岡田久美子
33歳。自己ベストは1時間27分41秒。東京五輪を含め複数の世界大会に出場。全日本競歩優勝経験を持つ日本女子競歩の第一人者。
柳井綾音
21歳。自己ベストは1時間31分台。U20世代から国際大会を経験し、国内でも上位入賞を重ねる新鋭。今大会で初の世界選手権に挑戦した。