ベイスターズ延長11回サヨナラ 巨人を7–6で下し2年連続ファイナル進出決定
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ベイスターズ延長11回サヨナラ 巨人を7–6で下し2年連続ファイナル進出決定

2025年10月13日

横浜DeNAベイスターズ 7 – 6 読売ジャイアンツ(セ・リーグCS ファーストステージ 第2戦)
日付:2025年10月12日(日)
球場:横浜スタジアム
試合時間:4時間31分(14:00–18:31)
入場者:33,767人
TEAM 1234567891011 R H E
G巨人 50000000001 6 13 1
DBDeNA 50000000002x 7 11 1
※R=得点、H=安打、E=失策
責任投手
  • 勝利投手:坂本 裕哉(DeNA)1勝0敗
  • 敗戦投手:田中 瑛斗(巨人)0勝1敗
  • セーブ:—
本塁打
  • 【巨人】佐々木 俊輔(1回ソロ)/中山 礼都(1回3ラン)
  • 【DeNA】佐野 恵太(1回2ラン)/石上 泰輝(1回3ラン)
審判
  • 球審:山村/一塁:青木/二塁:木内/三塁:津川/左翼線:小林/右翼線:長井

三浦大輔監督インタビュー

—— ベイスターズ三浦監督です。おめでとうございます。

ありがとうございます。

—— まず、この第2戦はものすごい試合になりました。今、試合を終えていかがですか?

はい。本当にすごい試合でした。

—— 正直、2アウト走者なしになってから、この展開は予想していましたか?

いや、最後までゲームセットまで全力で戦おうという話で、誰一人諦めることなく、石上が食らいついて、よく塁に出てくれました。

—— まず、石上選手のヘッドスライディング、そして盗塁が大きかったと思います。あのプレーについては?

そうですね。最後の最後まで諦めることなく全員で戦えた。石上があそこでしっかりスチールも決めて、よくホームに帰ってきてくれました。

—— そして今日は、打席で見事な粘りを見せた林選手のタイムリーもありました。最後も食らいつきましたね。

そうですね。本当に粘り強く、全打席で林の良さを出してくれましたし、最後もあそこでよく打ってくれました。

—— そして決めたのは蝦名選手。ファウルで粘っての最後の一打でした。打球が抜けた瞬間は?

いや、もう喜びました。皆さんと一緒に。

—— 振り返れば、今日は投手7人の継投でした。リリーフ陣も今日もよく投げましたね。

そうですね。早い回から準備をしてくれていましたし、みんながつないでつないで。最後、1点リードされたところでも、そのあと追加点を与えずにしのいでくれたからこそ、最後につながったと思います。

—— そして試合開始直後に5点失いましたが、そのあとすぐに2本のホームランで5点を取り返しました。あれも大きかったですよね。

そうですね。初回を終えてベンチに戻ったときも、ここは最優先で切り替えよう、すぐに失点を忘れようというところを、みんながしっかり実践してくれました。

—— そして第3戦までもつれることなく、2連勝で終えました。これは今後に向けても大きいでしょうか。

もちろんです。大きいです。

—— そして今、球場を360度見渡しました。ベイスターズファンの声援は、この2連戦どう感じていましたか?

もうすごかったです。昨日もそうですが、本当に球場全体を包んでいただいて、僕たちにパワーを与えてくれました。ありがとうございます。

—— おめでとうございました。

ありがとうございました。

石上泰輝選手ヒーローインタビュー

—— まず石上選手。11回、ツーアウト走者なしからのヘッドスライディングで内野安打。その直後に両手を叩いていましたが、当時の心境を聞かせてください。

初回の失点があったので、何とか取り返そうという思いをずっと持って打席に立っていました。

—— その後の盗塁は思い切った判断に見えました。狙いは?

チャンスを作りたいと思っていたので、良いスタートが切れてよかったです。

—— 初回のスリーランがなければ延長戦もなかったでしょう。あの本塁打を振り返ってください。

追い込まれていましたが、しっかり反応できて、良い角度で飛んでくれました。

—— 今季はセンターから逆方向への当たりが伸びると話していましたが、そのイメージ通りでしたか。

そうですね。

—— クライマックスシリーズ、この舞台への思いは?

一戦一戦、全力を出し切ることを自分の中で決めて戦っています。

—— ありがとうございました。

ありがとうございました。

林琢真選手ヒーローインタビュー

—— 続いて同点打の林選手です。

ありがとうございます。

—— タイムリーの場面では、相手バッテリーが話し込む時間がありました。その間、何を考えていましたか。

試合はまだ終わらせないという気持ちと、自分が決めたいという気持ち、次につなごうという気持ちを持っていました。

—— ヒットの感触は?

追い込まれていたので、必死に食らいつこうという思いで臨みました。

—— きょうは19球粘っての四球もありました。打席での考えは?

自分の役割を理解して、球数を投げさせることなど、試合の中で考えてやった結果がああいう形になったと思います。

—— ファイナルステージへの決意を。

この舞台に立てていることに感謝しています。自分を信じられない時期もありましたが、周りの方々が信じてくれたので、自分も信じて戦っています。ファイナルも自分とチームを信じて戦います。

—— ありがとうございました。

ありがとうございました。

蝦名達夫選手ヒーローインタビュー

—— 最後に、サヨナラ打の蝦名選手です。

ありがとうございます。

—— サヨナラタイムリーはツーボール・ツーストライクから。ファウルで粘っている間、何を考えていましたか。

甘いボールが来たらしっかり仕留めるつもりでした。仕留めきれない場面もあり「何しているんだ」という気持ちもありましたが、最後に決められてよかったです。

—— 打球が抜けた瞬間の気持ちは?

最高でした。

—— 今季はさまざまな出来事がありました。クライマックスシリーズへの思いは?

毎試合必死に、チームの勝利だけを求めてプレーしています。チームに貢献できてうれしいです。

—— きょうのベンチの雰囲気、緊張感は?

最後まで諦めない雰囲気で、全員で戦おうという気持ちになれました。チーム全員で戦って勝ててよかったです。

—— いよいよファイナルステージです。ファンへメッセージを。

また横浜に戻ってきます。応援よろしくお願いします。

—— ありがとうございました。