天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会は、11月16日(日)に準決勝2試合が行われ、FC町田ゼルビアとヴィッセル神戸が決勝進出を決めました。国立競技場ではFC町田ゼルビアがFC東京との“国立連戦”を延長戦の末に2-0で制し、クラブ史上初の天皇杯決勝進出を達成。もう一方のカードでは、前回王者のヴィッセル神戸がパナソニック スタジアム 吹田でサンフレッチェ広島を2-0で下し、2連覇へ王手をかけています。
FC町田ゼルビア 2–0 FC東京
町田、ロングボールと圧力で“国立ダービー”を制す
国立競技場で行われたFC町田ゼルビア対FC東京は、90分間スコアレスと互いに決め手を欠く展開が続きました。町田はロングボール主体のスタイルで前線に圧力をかけ続け、FC東京はポゼッションから崩しを狙う構図。リーグ戦では1週間前の同カードをFC東京が1-0で制しており、町田にとってはリベンジマッチでもありました。
均衡が破れたのは延長前半13分(103分)。最終ラインの昌子 源が自陣からロングボールを送り込むと、途中出場のオ セフンが空中戦で競り勝ち、こぼれ球に反応した林 幸多郎がゴール前で身体を投げ出して押し込みます。自身の25歳の誕生日に生まれた値千金の一撃で、町田がついに先制しました。
さらに延長後半4分(109分)、右サイドからのクロスに再びオ セフンが反応。ペナルティエリア中央で相手DFの間を抜ける形でヘディングシュートを叩き込み、リードを2点に広げます。守備陣もGK 谷 晃生を中心に集中を切らさず、最後までクリーンシートを守り切った町田が2-0で勝利。クラブ史上初の天皇杯決勝進出を決めました。
天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会 準決勝
2025年11月16日(日)13:10キックオフ 国立競技場
観衆:25,961人 天候:晴 気温:17.8℃ 湿度:46%
前半 0–0/後半 0–0/延長前半 1–0/延長後半 1–0
得点
- 103分 1–0 林 幸多郎(町田)
- 109分 2–0 オ セフン(町田)
主なスタッツ
| FC町田ゼルビア | FC東京 | |
|---|---|---|
| シュート | 14 | 8 |
| CK | 2 | 9 |
| FK | 13 | 21 |
| PK | 0 | 0 |
ヴィッセル神戸 2–0 サンフレッチェ広島
王者・神戸はセットプレー絡みの2発で広島を完封
もう一つの準決勝は、パナソニック スタジアム 吹田で行われたヴィッセル神戸対サンフレッチェ広島。ともにJ1上位を争うチーム同士の一戦は、序盤から広島がボールを握り、神戸がやや低い位置でブロックを敷く立ち上がりとなりました。
試合が動いたのは前半24分。左サイドからのセットプレーの流れの中で、永戸 勝也がペナルティエリア内でこぼれ球を左足で押し込み、神戸が先制に成功します。広島は川辺 駿や中村 草太ら中盤の選手を中心に押し返しつつも、決定機をモノにできません。
後半に入っても広島がシュート数で上回る展開が続きましたが、神戸は前川 黛也のセーブや最終ラインの粘り強い守備でゴールを許さず。すると後半24分(69分)、右サイドからの攻撃でゴール前に入り込んだ佐々木 大樹が追加点を奪い、スコアは2-0に。守ってはマテウス トゥーレルらが最後まで集中を切らさず、神戸が効率良くゴールを重ねて完封勝利を収めました。
天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会 準決勝
2025年11月16日(日)15:05キックオフ パナソニック スタジアム 吹田
前半 1–0/後半 1–0
得点
- 24分 1–0 永戸 勝也(神戸)
- 69分 2–0 佐々木 大樹(神戸)
主なスタッツ
| ヴィッセル神戸 | サンフレッチェ広島 | |
|---|---|---|
| シュート | 6 | 11 |
| CK | 6 | 10 |
| FK | 8 | 12 |
| PK | 0 | 0 |
決勝カード:FC町田ゼルビア vs ヴィッセル神戸
決勝は2025年11月22日(土)14:00キックオフ、舞台は再び国立競技場。クラブ史上初のタイトル獲得を狙うFC町田ゼルビアと、前回王者として連覇を目指すヴィッセル神戸が激突します。
- 大会名:天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会 決勝
- 対戦カード:FC町田ゼルビア vs ヴィッセル神戸
- 試合日:2025年11月22日(土)
- キックオフ:14:00
- 会場:国立競技場
町田は前線の高さとスピードを生かしたダイレクトな攻撃、神戸はビルドアップと個のクオリティを軸にした攻撃で、それぞれ持ち味の異なるスタイル。セカンドボールの回収とセットプレーの攻防が、タイトルの行方を左右する大きなポイントになりそうです。
