千葉が3点差から大逆転!徳島もドローで決勝へ【J1昇格プレーオフ準決勝サマリー】

Jリーグ

2025年12月8日

2025年12月7日、明治安田J1昇格プレーオフ2025の準決勝2試合が行われました。フクダ電子アリーナではジェフユナイテッド千葉がRB大宮アルディージャと、鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムでは徳島ヴォルティスがジュビロ磐田と激突し、昇格を懸けた熱戦が繰り広げられました。

千葉 4-3 大宮:0-3からの4発で決勝へ

千葉のホームで行われた一戦は、大宮が前半から鋭いセットプレーとミドルシュートで主導権を握りました。20分に泉柊椰、32分には関口凱心が決めて0-2。さらに後半立ち上がりにはアルトゥール・シルバの一撃で0-3とリードを広げられ、千葉は崖っぷちに立たされます。

それでも千葉はスタジアムの後押しを受けて反撃開始。71分、エドゥアルドのパスを受けたカルリーニョス ジュニオが豪快なボレーで1点を返すと、77分にはこぼれ球をエドゥアルド自身が押し込み2-3に。さらに途中出場の17歳、姫野誠が83分に冷静なループシュートを沈め、デビュー戦で同点ゴールを挙げます。

そして87分、最後は河野貴志がエリア内でチャンスを逃さずネットを揺らし、スコアは4-3に。3点差からの4連続ゴールという劇的な逆転劇で、千葉が17年ぶりのJ1復帰へ王手をかけました。

徳島 1-1 磐田:ドロー決着も徳島が上位順位で突破

もう一つの準決勝は、J2で4位の徳島が5位の磐田をホームに迎えました。先に試合を動かしたのは磐田で、前半24分に佐藤凌我が決めて0-1。徳島はボールを握りながらも、最後の局面で磐田の守備を崩し切れない時間が続きます。

それでも82分、右サイドからのクロスにトニー アンデルソンが高い打点のヘディングで合わせて同点弾。試合はそのまま1-1で終了し、レギュレーションによりリーグ戦上位の徳島が決勝進出を決めました。

試合結果まとめ

カード スコア 得点者
ジェフユナイテッド千葉 vs RB大宮アルディージャ 4-3 千葉:カルリーニョス ジュニオ(71分)、エドゥアルド(77分)、姫野 誠(83分)、河野 貴志(87分)
大宮:泉 柊椰(20分)、関口 凱心(32分)、アルトゥール シルバ(48分)
徳島ヴォルティス vs ジュビロ磐田 1-1(徳島が決勝進出) 徳島:トニー アンデルソン(82分)
磐田:佐藤 凌我(24分)

X(旧Twitter)・YouTube公式コンテンツ

試合の熱気やゴールシーンは、Jリーグ公式アカウントなどの動画・投稿からもチェックできます。

※スコア・得点者・試合経過はJリーグ公式サイトおよびクラブ公式サイトの情報をもとにしています。