ロサンゼルス五輪世代のU-22日本代表(実質U-20日本代表)が、イングランド遠征の初戦で価値あるドローを手にしました。現地時間11月14日(金)19:30(日本時間15日4:30)キックオフで行われた国際親善試合、U-20イングランド代表戦は、77分に先制を許しながらも、後半アディショナルタイムに石井久継(湘南ベルマーレ)が劇的な同点ゴール。U-22日本代表は1-1で引き分け、欧州の強豪国を相手に世代のポテンシャルを示しました。
- 77′ U-20イングランド代表
- 90+3′ 石井 久継(U-22日本代表)
- 種別
- 国際親善試合
- カテゴリー
- U-22日本代表(ロス五輪世代)
- 相手
- U-20イングランド代表
- 監督
- 大岩 剛(U-22日本代表)
試合展開:欧州強豪に押されながらも、終盤に意地の同点弾
試合は立ち上がりから、ホームのU-20イングランド代表がボールを支配し、日本は自陣での守備ブロックを整えながらカウンターを狙う展開となりました。冷たい雨が降るなかでも、センターバックの市原吏音や森壮一朗を中心に最終ラインが粘り強く対応し、前半はスコアレスで折り返します。
後半に入ってもイングランドが押し込む時間帯が続きますが、日本も石渡ネルソンのドリブルや大関友翔の配球からチャンスを作り、徐々に敵陣でのプレー時間を増やしていきました。それでも77分、自陣中央を崩されて失点。イングランドの技巧派アタッカー、シェイ・レイシーのシュートから先制点を許し、追いかける展開となります。
その後、日本は徳田誉、横山夢樹、嶋本悠大、そして石井久継ら攻撃的なタレントを次々と投入しギアを上げます。すると後半アディショナルタイム、右サイドからの仕掛けから放たれたシュートがポストを叩き、そのこぼれ球に石井がいち早く反応。冷静に押し込み、値千金の同点ゴールをマークしました。
結局、試合は1-1でタイムアップ。スコア上はドローながら、アウェーで欧州強豪国を相手に最後まで諦めず追いついたこの一戦は、2028年ロサンゼルス五輪を目指す「ロス五輪世代」にとって大きな自信となる内容でした。
U-22日本代表 スタメン&主な出場選手
| Pos | 背番号 | 選手名 |
|---|---|---|
| GK | 1 | ピサノ アレクサンドレ幸冬堀尾 |
| DF | 5 | 市原 吏音(キャプテン) |
| DF | 15 | 森 壮一朗 |
| DF | 21 | 髙橋 仁胡 |
| DF | 24 | 喜多 壱也 |
| MF | 7 | 石渡 ネルソン |
| MF | 8 | 大関 友翔 |
| MF | 10 | 川合 徳孟 |
| FW | 9 | 道脇 豊 |
| FW | 13 | 石橋 瀬凪 |
| FW | 18 | 齋藤 俊輔 |
※控え:小林将天、荒木琉偉、梅木怜、小杉啓太、永野修都、土屋櫂大、小泉佳絃、保田堅心、石井久継、嶋本悠大、横山夢樹、新川志音、徳田誉、山口太陽、永田滉太朗/監督:大岩 剛(JFA公式記録より)
指揮官・選手コメント
大岩剛監督は試合後、「いい面もたくさん出た一方で、やられた場面の反省もある。ロス五輪に向けて、今回の経験を次につなげたい」と総括。0-1から追いついたメンタリティや、途中出場組の躍動に手応えを口にしています。一方で、失点シーンの対応やビルドアップの精度など、課題も明確になった一戦と言えます。
ヒーローとなった石井久継は、クラブでも将来を嘱望されるアタッカー。U-20世代の中心選手でもあり、今回のゴールでロス五輪世代を代表するタレントの一人として、あらためて存在感を示しました。
公式サイト・公式ポスト
試合の公式記録・スタッツの詳細は、JFA公式サイトのマッチページから確認できます。
▼JFA公式X(SAMURAI BLUEアカウント)の試合速報・レポート
U-22日本代表は、このあと11月17日(月)にプレミアリーグ所属のAFCボーンマスとのトレーニングマッチを控えており、イングランド遠征はまだ続きます。世代トップレベルとの連戦を通じて、ロス五輪本大会へ向けた競争と成熟はさらに加速していきそうです。
